ジム・ロジャーズ（Jim Rogers）氏の発言を集めて日本語で紹介するブログ

ジム・ロジャーズ（Jim Rogers）発言集

カテゴリー「マクロ経済」の記事一覧

2024.12.18 [PR]
2011.08.06 世界的な社会不安の大いに期待
2011.07.29 もし、８月２･３･４日にデフォルトしても、同じ古いゲームを繰り返すだけでしょう
2011.07.24 最近のジム・ロジャーズ氏の発言は同じことの繰り返し
2011.07.19 30年間の米国債ブルマーケットは、まもなく終わるでしょう
2011.07.13 津波が来たときに日本株を買った。たぶんもっと買うでしょう

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私は、世界的な社会不安の広がりに大いに期待をしています。
混乱の拡大にもです。

でも、食料価格がいくらか下落しているので、早く起きることを期待していませんでした。

緩やかな成長になるでしょう。ところが、ある人たちは利益を得ています。
ブラジルブーム、カナダブーム、オーストラリアブーム、ある人たちが利益を得て、ある人は苦しんでいるのを目の当たりにするでしょう。

これが世界で起きていることなのです。

もし、８月２･３･４日にデフォルトしても、同じ古いゲームを繰り返すだけでしょう

茶番、詐欺ですよ。彼らは、真剣な取り組みをするつもりはなく、万事順調に運んでいるといっているだけですから。

しかし、これから６ヶ月以内に、アメリカは今よりも深刻な状況になると予想しています。
彼らはお金を使い続け、われわれをさらに債務漬けにするでしょう。

４０年間もこのことを繰り返してきて、逃げ場がありません。

続く・・・長いので動画をご覧ください。

最近のジム・ロジャーズ氏の発言は同じことの繰り返し

最近のジムの発言は同じことの繰り返しで、ブログ更新につながりません。
なので、なにを繰り返しているのかということを書きたいと思います。

ＦＲＢ廃止、バーナンキさんとガイトナーさんは辞任すべき。
チェーンソーで支出の大幅削減を断行すべき。
支出は１８０カ国に駐留している軍隊、医療、フードスタンプ、教育など。
投資しているのはコモディティと通貨（スイスフラン、円、ユーロ）。
ＩＴ株とある米銀をショート。
米国債は下落に転じる。

といったことです。

大きな流れとしては、通貨乱発と需給逼迫によるインフレと米国債の３０年に及ぶブル相場の終了が、現在の相場観を支えているように思えます。

30年間の米国債ブルマーケットは、まもなく終わるでしょう

アメリカの金利は非常に低いです。

どんな人が30年間も3～5％の金利でアメリカにお金を貸すんだろうかと思うんです。

ドルは恐ろしいほど欠陥のある通貨です。米国政府は市場最も巨大な債務国です。

ラリーがありました。30年間も続く、米国際市場のラリーです。30年間も値上がりを続けてきました。ところが、別の理由で売られるでしょう。

30年のブル相場は、そう遠くない将来のいつか、終わりが来るでしょう。

津波が来たときに日本株を買った。たぶんもっと買うでしょう

津波が日本を襲ったとき、日本株を買いました。たぶん、もっと買おうと思います。

私はドルを保有しています。恐ろしいぐらいに叩かれて、私を含めた全員が米ドルに弱気になっています。ドルは、ファンダメンタル的に、恐ろしく欠陥のある通貨です。

ところが、全員が何かに弱気になっているとき、通常それは買いのときなのです。