ジム・ロジャーズ（Jim Rogers）氏の発言を集めて日本語で紹介するブログ

ジム・ロジャーズ（Jim Rogers）発言集

カテゴリー「マクロ経済」の記事一覧

2024.12.17 [PR]
2012.08.03 遅れて親の立場になりました
2012.08.01 天然ガスは底が近い
2012.07.31 原子力エネルギーには明るい未来がある
2012.07.30 債券はおかしなほどバブル状態
2012.07.25 中国には、欧米にあるような行きすぎはありません

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私は、遅れて親の立場になりました。子供は決してほしいとは思いませんでした。
子供は、時間とお金と労力を恐ろしいほど無駄にするものだと考えていました。子供を持っている友達に悪いと感じていました。

私は、人生でいくつかの間違いを犯し、いくつかの勝利もしました。そして、学んだことを書き残し始めました。
私の子供たちに、これらのすべてを間違いなく知ってほしかったのです。

それらは、雑誌の記事になり、次は、小さな書籍になりました。

それは、本当に大人向けの本なので、子供たちより、より多くのものを得るでしょう。

天然ガスは底が近い

天然ガスは、底が近いというのが私の見方です。

問題は、２０１３年２０１４年にアメリカで深刻な経済問題が起きるだろうと考えています。
それが起きると、マーケットと経済に、最終的なパニックがあるでしょうし、強まってゆき、セリングクライマックスを迎えるでしょう。

ところが、セリングクライマックスを迎えると、大半の人が考えているよりも、はるかに低い水準に落ちてゆきますし、それはおきるでしょう。

底打ちのときはいつでも、天然ガスの最近の底値からそれほど離れてはいません。

英国のように、多くのほかの場所にある天然ガスは、アメリカのものよりも、はるかに値段の高いものです。

原子力エネルギーには明るい未来がある

人々が原子力エネルギーを破棄するとは思いません。
競争力があり、経済的であり、コントロールされているならクリーンなのです。もしコントロールされなければ、もちろん、大災害をもたらします。

原子力エネルギーの、復活が見れるだろうと思っています。フランス、韓国、中国、これらの国は、原子力発電に前向きです。

債券はおかしなほどバブル状態

私は、少し前に債券をショートしました。私のタイミングは決してよくありません。少しは下がっていますが、大したことはありません。

バブルなんです。しかし、すべてのバブルと同じように、人々の期待以上に高くなってゆくものです。確かに、道理的な期待以上に高くなっています。

でも、タイミングについて聞かないでください。バブルだと教えることはできません。高くならないという意味ではありません。

１９９８年の秋から２０００年の春までの１８ヶ月間、Nasdaqは跳ね上がりました。バブルだから起きたものです。不合理です。

そして、債券市場も、不合理を続けるのだろうと見ています。

中国には、欧米にあるような行きすぎはありません

中国には、アメリカや、さらにヨーロッパにあるような行き過ぎはありません。
中国には、膨大な外貨準備があり、一方、あめりかは　歴史上、最大の債務国です。これらは比較できるものではありません。

しかし、インフレの状況に関しては、中国にはインフレがあり、インフレが悪化しそうです。

もし私が中国なら、私の言うことなど聞く必要などないのですが、インフレを退治するまで、引き締めるべきでしょう。

まだ退治できたとはいえません。今の状況は、インフレを退治できそうにありません。